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2014年11月11日 (火)

ヘラクレス

Hercu01人間と全能の神ゼウスの間に誕生した、半神半人の男ヘラクレス(ドウェイン・ジョンソン)。

神さえも恐れおののく並外れたパワーを誇りながらも、人間の心も兼ね備えた彼は、強さと優しさに満ちた者として名をはせていた。

だが、わが子の命を奪ったことで罪の意識に押しつぶされそうになる。悩み苦しみ抜いた果てに、彼は12の試練を自らに課して救いを得ようとする。

多頭の蛇ヒュドラ、不死身のライオン、巨大なイノシシであるエリュマントスといった魔物や悪を成敗していくヘラクレスだったが。(作品情報より抜粋)

Hercu02
冒頭は彼らチームが、トラキアという都市国家を敵の脅威から守るという物語である。

この部分は監督もそう述べているが、「七人の侍」の翻案である。

しかしその冒頭部分が終わり、本当の敵が姿を現すというのが終盤の物語となる。

この部分はどこかサム・ペキンパー監督の「ワイルド・バンチ」みたいなところがある。
 ともあれアクションも戦闘シーンもなかなか重量感がある。

Hercu04
ややストーリーの仕立ては複雑に過ぎるきらいはあるものの、ただアクションばかり見せられるのではない。

そんな工夫も含めて、細部まで考えて作られた作品であることがわかる。
 ヘラクレス伝説を人間の世界に引きずりおろしたようなところがある。神話世界の嘘を再構築し、運命は自分で切り開けるというメッセージはいかにもハリウッド好みのもの。とはいえまずまず楽しめる。

 生身のヘラクレスに神話性を与えるというラストまできっちり内容をまとめている。仲間の戦士たちのキャラクターも描きこめていてgood。


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